2005年10月11日

『マシッソヨ! 大久保 韓国ランチ』【番外】韓国旅行編



■食の都 全州グルメ紀行 〜2〜 【1日目】
 『茶戸(ダホ)』テチュ茶(ナツメ茶)



 『ウェンギ』にて『コンナムルクッパ』を平らげ、宿泊予定の『スマンモテル』へ。この辺りには、ビジネスホテルというのは無いようで、いわゆるラブホテルがビジネスホテルも兼ねているようだ。もちろん、バスの終点だった『コアホテル』のような、観光客向けのホテルもいくつかある。これらは全州市内では割と高級ホテルの位置付けで、一泊大体10万ウォン(約1万円)くらい。私は出来るだけ宿泊費を抑えたかったのと、nabeさんから「モテルも綺麗で清潔感もあるし、スマンモテルは経営者のご夫婦がとても親切でオススメ」と聞いていたので、迷わず『スマンモテル』に決めていた。ちなみにコチラは1泊3万ウォン(約3000円)。お得でしょう?


 『ウェンギ』から歩いて5〜6分の所に『スマンモテル』が。看板に温泉マークが赤字で書いてある。このマークが付いたホテルが、モテルを表しているんだそうだ。すでにnabeさんから同モテルのご主人に、私の宿泊予約を入れて頂いていた。なので中に入るとすぐ、ご主人のパクさんと奥さんが笑顔で迎えてくれた。3泊分の料金はいくらですか?と聞くと、何と「1泊、2万5000ウォン(約2500円)でイイよ」と言ってくれた。というコトは3泊で7万5000ウォン(約7500円)。う〜む、安い! nabeさんの顔の広さに感謝!!



 ひとまず部屋に荷物を置き、寝るには惜しいので散歩に出かけた。『スマンモテル』から2〜3分も歩くと、韓国の伝統家屋『韓屋村(ハノンマウル)』が見えてくる。この一帯は瓦屋根の木造家屋が立ち並び、何だか京都を思わせる。どこを見回してもこのような建物ばかりなので、気分は時代劇!? 歩いていると心が和んでくる。


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 全州市ではこのような『韓屋(ハノク)』に相当力を入れているようで、新たに建設する場合、市から8000万ウォンの助成金が出るらしい。



 今日は金曜日の夜だけに、23時過ぎとはいえ人通りはけっこう多い。路上のベンチやテーブルセットに座った韓国人たちが、楽しそうにお喋りをしたり、碁を打ったりしている。『韓屋村(ハノンマウル)』にはベンチがたくさんあるので、疲れた時に休憩するのに非常に便利だ。


 途中、どこかで煙草を買いたいなぁと思ったのだが、日本と違いどこでも買えるというワケではない。もちろん自販機などは当然無い。ふと見かけた雑貨屋というか、よろず屋のような店に入ってみる。お菓子やジュースはたくさん売っているが、煙草は無い。店のアジョシ(おじさん)に「タンベ イッスムニッカ?(煙草ありますか?)」と聞くと「オプソヨ(無いです)」とのコト。しかしスグに、「俺のを分けてやるよ」と言って、おじさんの煙草を2箱、売ってくれたのだ。いやぁ優しいなぁ。


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『茶戸(ダホ)』テチュ茶(ナツメ茶)(4000ウォン)


■ニワトリを見ながら伝統茶を


 再び『韓屋村(ハノンマウル)』をnabeさんとブラブラ歩いていると、この時間でも開いている店があった。伝統茶の店のようだ。最近は韓国のお茶に興味津々なので、ぜひ行ってみたい! とはいえ時間が時間なだけに、もう店じまいの可能性もある。門をくぐり、中に入ってみると、雰囲気のある庭が広がる。お茶を飲む部屋は板敷きで、8畳ずつくらいに区切られている。畳でないコトを除けば、サザエさんの家っぽい雰囲気かも。


 私たちが庭先で「アンニョンハセヨ〜(こんにちは〜)」と声をかけると、奥から人の良さそうなご主人が笑顔で現れる。どうやらもう営業終了の時間だったようだが、ご主人はニコニコしながら「どうぞ〜」と案内してくれる。ありがたや。



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 席に着いて庭を見渡す。夜なので少し分かりにくかったが、緑がたくさんある。昼間はまた違った景色が楽しめそうだ。1つ1つの席が個室で、落ち着いた雰囲気なのもイイ。


 メニューに目を通す。私は水晶果(スジョンガ)という、ニッキと生姜のお茶が好きなのだが、メニューには無かった。基本的に伝統茶の店では、緑茶が1番の贅沢品のよう。それ以外は『(緑茶の)代用茶(テヨンチャ)』と表記されているくらいだ。どこの店もメニューの1番上や目立つ所には、緑茶のラインナップが並ぶみたい。


 値段は緑茶系が5000ウォン(約500円)で、代用茶が4000ウォン(約400円)。私は代用茶メニューの欄にあった『テチュ茶(ナツメ茶)』を注文した。



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 しばらくすると、先ほどのご主人がお菓子とお茶を運んできてくれた。雷おこしのようなモノには、ちょこんと花が添えられていてカワイイ。



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 『テチュ茶』は思っていたよりも黒っぽい濃いめの色で、松の実とたくさんのナツメが浮いている。なかなか甘いがしつこくはない。生姜やシナモンも入っているようで、水晶果にナツメを足したような味ともいえる気がする。貧血や冷え性に、よく効くんだとか。



 庭に目をやると、植え込みの中に大きいニワトリが2匹うずくまっている。不思議な光景だなぁと見ていたら、その内の1匹をご主人が抱えて私たちの前に連れてきてくれた。毛並みがツヤツヤしていて美しい。韓国固有の種らしい。人に慣れているため、体を撫でても嫌がらずジッとしている。


 そしてさらに、そのニワトリが今日産んだという卵を持ってきてくれた。やや小粒。何と「食べてみてください」とのコト。ホント優しいね。早速割って、口の中へ。ん〜、黄身がすごく濃厚でウマい! ご飯が欲しくなっちゃう。



 じっくりお茶を楽しみ、時間を見るともう24時。ご主人に見送りまでしてもらい、店を出る。いやぁ、ホント心温まるイイ店だなぁ。ぜひまた訪れたい。



●注文したメニュー●
『テチュ茶(ナツメ茶)』4000ウォン



●お店DATA●
■店名/『茶戸(ダホ)』
■TEL/063-288-5092

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 店を出て、また韓屋村周辺を歩く。しばらくすると、夜なのにひときわ明るい建物に遭遇。コチラは『殿洞聖堂(チョンドンソンダン)』という、全州でも1、2を争う美しい建物として有名な教会だ。ガイドブックには「韓国最初の殉教者の崇高な志を受け、建てられた聖堂で、ビザンチン様式とロマネスク様式を折衷した建物形態であり、もっとも美しい建物として指摘される聖堂である」と書かれている。ちなみにカトリックのようだ。



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 今日はちょうどミサの真っ最中のようで、もう夜中の1時近くとはいえ、人で賑わっている。それにしてもライトアップがキレイで、思わず見とれてしまう建物だ。


 ちょっと休憩中なのか、入り口からコーヒーを手に持った人たちがたくさん出てきて、みんなでワイワイ話している。その内の1人の女性に、nabeさんが「中を見せて頂くコトは出来ますか?」と交渉。「5分くらいならイイですよ」と了解を頂けたので、ありがたく入らせてもらった。



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 外観だけでなく、中も荘厳な雰囲気で美しい。これから朝の5時までミサがあるそうだ。



 朝も早かったので、今日の散策はこの辺にしておこう。『スマンモテル』に戻り、休んだ。ココは部屋も設備もとてもキレイなので、落ち着いて寝れそうだ。いやぁ初日は全州に来るまでの時間が大変だったけど、なかなか充実だったなぁ。明日は朝から行動して色んなものを食べたい。



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●全州旅行お役立ちサイト●

■『全州へ行こうよ!
記事中にも登場した、私の韓国の師匠nabeさんが運営するサイト『ナグネな気分…』内にある、全州ガイドコンテンツ。全州をココまで詳しく紹介しているのは、ネット・紙媒体中どこを探しても、おそらくこのサイトだけだろう。

全州に関する基礎知識、地理なども、このサイトを見ればよく分かるハズ。私が書いた記事では、その辺をバッサリ割愛してしまっているので、詳しい情報はぜひコチラを参照していただきたい。

■『全州市公式サイト
名前通り、全州市が運営する市の公式サイト。当然ながら全てハングル。ハングルが苦手という人は、翻訳サイトなどを使って見て欲しい。


この記事へのコメント
お茶屋で玉子っていうのがうけますね〜(笑)
旅の充実さが伝わってきます
行く先々すてきな韓国人とのふれあいにマサトさんの人柄のよさがにじみ出ているんだな〜と実感します^^
Posted by きょんじゃ at 2005年10月11日 14:50
>>きょんじゃさん
いや〜、私もお茶屋で卵を頂けるとは
思ってませんでしたよ。
産みたての生卵なんて、初めて食べたので
ウレシかったです。

全州は食の美味さはもちろん、
人のよさも自慢なのかもしれませんね。
Posted by マサト at 2005年10月11日 16:21
 待っていました第二弾!!私もマサトさんが行かれた伝統茶のお店に行ってみたいです。とても素敵な
ご主人に巡り会えてよかったですね!
 卵・・・食べてみたい!ほんとにほんとにうらやましい!
Posted by クルタレ♪ at 2005年10月11日 18:27
>>クルタレ♪さん
どうも、おまっとさんでした。
全州での伝統茶ネタは
まだまだ残ってますので、
お楽しみに^^

次回また行った時は、
全州中の伝統茶屋を制覇してみたいです。
Posted by マサト at 2005年10月11日 22:10
マサトさん おかえりなさい!
楽しく 充実したレポートありがとうございます!
写真がとても 綺麗ですね☆
ナツメ茶は 瓶のものを買って飲んだ事がありますが、
本場のものは ひと味もふた味も違うんでしょうね♪
続きを 楽しみにしています。寝不足にならない程度に
頑張ってくださいね☆
Posted by ぴかるどん at 2005年10月12日 00:02
マサトさんこんにちは〜。
いい旅の話が満載で、続きを読むのが楽しみです!
早速質問があるのです。私は全く韓国語を知りません。
そこで思ったのですが、マサトさんの素晴らしい旅は、
人柄は十分関係していると思いますが、
やっぱり韓国語を理解できるベースがご自身にあった点が
大いに関係していたと思われますか?それともあまり関係かった?
Posted by manicmonday at 2005年10月12日 09:04
>>ぴかるどんさん
ども、ただいまです。
ナツメ茶は、思ったよりも色が濃いんだなぁ〜って
思いました。
私もビンのを買って、家でも楽しもうかな。

お土産に粉末状のサンファ茶を買ったんですが、
コレはかなり自分的にアタリでした。

寝不足はどうしても続いてしまいますが、
がんばります! 心配していただいてコマッスムニダ。


>>manicmondayさん
こんにちは。
今回の全州旅行は、やはりnabeさん、観光課役員のヤンさん、この2人とご一緒できたのが大きいですよ。
これ以上ない!ってぐらいの強い味方ですね^^

韓国語は足りない所はたくさんありますけど、
自分の実力を試してみたかった、という想いもあって旅行に臨んだから、
もちろん楽しみの1つですよ。
Posted by マサト at 2005年10月12日 12:48
韓国のお茶も良さそうですな〜
ただ休むためだけに飲むのではなく,滋養にも良さそうですな.
Posted by nonch at 2005年10月12日 15:36
>>nonchさん
私は水晶果(スジョンガ)にハマって、
伝統茶に興味が湧いてきたんですよ。
大久保でも飲める所がポツポツあるみたいなんですけど、
缶ジュースタイプのモノを、そのまま出す店が多くて残念です…。
今度時間があったら、いろいろ店を探してみます。

効能なんかも調べていきたいです♪
Posted by マサト at 2005年10月12日 18:43
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